求人企業と転職希望者のパターンを知ろう

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転職パターンを知る

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今の就職市場は、まさに売り手市場だといわれています。
実際に、求人倍率は1.0を超え、リーマンショック以前の高い水準に戻ってきています。円安・原油価格の不安定等の不安要因もありますが、アベノミクスによる景気回復の兆しが求人にプラスに働いたといえましょう。
そして、この売り手市場という傾向は新卒者だけでなく、中途採用でも同じ状況にあります。現在、在職中で、なんらかの理由で転職を考えている人には今がチャンスといえるでしょう。
しかし、売り手市場だからといっても、もちろんすべての転職希望者が望むような転職ができるわけではありません。
転職には転職希望者のスタンスと採用側企業のスタンスが一致しなければいけません。そのタイミングはいつでも可能というわけではなく、かなり微妙なタイミングであったりします。

転職者側の気持ち

まずは、転職者側について考えてみましょう。
転職を考えている人は、現状の会社に満足していないケースがほとんどです。そしてその満足していない理由には、大雑把に2つのパターンがあります。
ひとつは、待遇面などのネガティブな理由です。会社の仕事にはそれほど不満はないけれど給与が安い、とか、給与には不満はないけれど、会社の人間関係が悪い、あるいは残業が多く休日出勤もあるのに手当に反映されないなど。
もうひとつはキャリアアップをしたい等の、ポジティブな理由です。自分のスキルを活かすために違う分野の仕事をしたい、とか、今の会社より大きな会社で自分のキャリアを伸ばしたい等。

採用側の気持ち

一方、採用側の企業としては、中途採用をする理由が大きく分けて2つあります。
ひとつは、人材の補充です。なんらかの理由で退職した(する)人の補充のため、その業務の経験者を即戦力として採用するパターンです。
もうひとつは、会社の成長のための人材確保です。会社が成長をし続けるためには、新たな人材を登用してイノベーションを起こしていく必要があります。既存の社員からの登用はもちろん、外部から優秀な人材を引っ張ってくることもその選択肢のうちの一つになります。

転職先のパターン

転職者と採用側には以上のような思惑があって、実際の中途採用には以下の2つのパターンがあります。
ひとつは、転職希望者が自分で転職先を探すということ。ハローワークや求人情報誌で探したり、転職サイトに登録したり、転職斡旋のエージェントに依頼をするなどです。
もうひとつは、企業側が募集するということ。人材補充の場合は、広く公募するのが一般的ですが、事業拡大のキーマンとなる人材を募集する場合はエージェントを使ってヘッドハンティングをするケースもあります。
転職者側に目立った実績がない限り、ヘッドハンティングをされるケースは稀です。取引先や知人の会社にヘッドハンティングをされることはあるかもしれませんが、通常は自分で転職先を探していくことになります。
その際には、転職に対するマインドが重要になってくるでしょう。


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サイトについて金融機関からIT業界に転職し、業務用アプリケーションの開発からマルチメディアの開発に転身、その後、ゲーム業界を経験し、モバイル機器の普及に伴って、スマートフォン向けの医療診断アプリを開発と、大小さまざまな(?)転職経験者です。その経験をベースに今の売り手市場での転職をよ~く考えてみました。